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利用可能な型
- int型:整数型の1次元情報を扱う型。通常のC言語と同様に、単独の変数、または[ ]を利用した配列として宣言を行います。C言語と違い1次元しか扱えません。
- float型:実数型の1次元情報を扱う型。宣言方式などはintと同様になります。
- iImage型:整数型の2次元情報を扱う型であり、以下の3つの方式のいづれかにより宣言できます。
- iImage value_name (width, height);
- imagLoad ("pgm_file", value_name);
- iImage* value_name (width, height);
なお、3番目の宣言はポインタ変数としての宣言ではなく、型の後に * を付けた宣言は、初期化の時点で領域を確保しない宣言を表します。つまり、モジュールの実行時に、部分領域の大きさに関する情報のみを各実行計算機に送り、並列モジュール内においてデータを生成することが可能となります。この宣言を利用する場合、VPE-i側において一切のデータのアクセスが出来なくなるので注意が必要になります。また、変数へのアクセス方式は、data(3,
4)のような形で行います。
- fImage型:実数型の2次元情報を扱う型。宣言方式などはiImage型と同様になります。(ただし、imagLoadによる宣言はできません)
- iCube型:整数型の3次元情報を扱う型であり、以下の2つの方式のいづれかにより宣言できます。
- iCube valu_name (width, height, depth);
- iCube* value_name (width, height, depth);
こちらの2番目の宣言もポインタとしての宣言ではありません。また、変数へのアクセス方式は、data(3,
4, 5)のような形で行います。
- fCube型:実数型の3次元情報を扱う型。宣言方式などは iCube型と同様になります。
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