各ワーキングセットにおいて,境界条件などの例外処理,およびインデックス情 報などを得るために使用する関数群となる.
各計算機が持っている分割データ中でのindexと,統合された 全データにおけるindexの変換を行うための関数群となる.ア ドレスの絶対指定などの場合に利用する.
VIOS変数x軸における,ローカルindex numを, 全体データでのindexに変換する(local to global).
上記関数のy軸版.vsImage, vsCube変数のみ利用可能.
上記関数のz軸版.vsCube変数のみ利用可能.
VIOS変数x軸における,グローバルindex num を,ローカルデータでのindexに変換する(global to local).
上記関数のy軸版.vsImage, vsCube変数のみ利用可能.
上記関数のz軸版.vsCube変数のみ利用可能.
VIOS変数における,幅や高さなどの全体の情報を得るための関数群.
VIOS変数全体における,x軸方向のローカル最大値を得る.
VIOS変数全体における,y軸方向の最大値を得る.
VIOS変数全体における,z軸方向の最大値を得る.
ローカル計算機が保有する,VIOS変数x軸方向の最大値 を得る(ただしキャッシュ領域を含む).
ローカル計算機が保有する,VIOS変数y軸方向の最大値 を得る(ただしキャッシュ領域を含む).
ローカル計算機が保有する,VIOS変数z軸方向の最大値 を得る(ただしキャッシュ領域を含む).
ローカル計算機が保有する,VIOS変数に対して, ``処理を行う''ワーキングセットのローカル最小x値を 得る.
ローカル計算機が保有する,VIOS変数に対して, ``処理を行う''ワーキングセットのローカル最大x値を 得る.
ローカル計算機が保有する,VIOS変数に対して, ``処理を行う''ワーキングセットのローカル最小y値を 得る.
ローカル計算機が保有する,VIOS変数に対して, ``処理を行う''ワーキングセットのローカル最大y値を 得る.
ローカル計算機が保有する,VIOS変数に対して, ``処理を行う''ワーキングセットのローカル最小z値を 得る.
ローカル計算機が保有する,VIOS変数に対して, ``処理を行う''ワーキングセットのローカル最大z値を 得る.
型全体のデータを同型式,同サイズの変数へコピーするための 関数(ただし,キャッシュ領域のデータも上書きされる).
vsvalue型(ivalue, fvalue)の変数2から変数1へ全データ領域を コピーする.
vsImage型(iImage, fImage)の変数2から変数1へ全データ領域を コピーする.
vsCube型(iCube, fCube)の変数2から変数1へ全データ領域をコピー する.
特定ワーキングセットに対する処理の抑制や,キャッシュ領域の更新な どを行う関数.
1次元parallel構文により並列処理を行う際,全体デー タでの外周numをその処理対象から外します.
上記関数の2次元版
上記関数の3次元版
example:
上記図は,2次元変数を4分割した場合のイメージしている.本来, 各計算機が担当する処理領域は,図中心の十文字で区切られた各 領域全てであるが,vsSetBoundaryにより,それぞれ,L字状に処 理を行わない領域が出来ている.
全計算機間において同期が取られる.
VIOS変数におけるキャッシュ領域を最新のものに更新 する.またこの際,全計算機間において同期が取られる.
指定したTYPEによりVIOS変数の統合を行う. 詳しくはチュートリアル → モジュール特殊関数 を参照.
なお,VIOS変数は分割タイプとしてALLが指定されてい ることを前提とする.
VIOS変数のindex pos に値 val を代入する(ただし、VIOS変数 は1次元,かつ分割タイプはALLである必要あり)。 また, vsUnion(VIOS変数,vsAGGRIGATE)を行うまで値valの反映はない.
ワーキングセット間で値の交換を行うための関数.
自身から相対アドレス指定されるワーキングセットよりデータを 入力変数に受信する.また処理はデータの入力がある までブロックされる.
e.x) comm_in(-1, 0, &value); 相対座標(-1, 0)のワー キングセットから値を入力し,変数valueへ代入する.
自身から相対アドレス指定されるワーキングセットへデータ valを 送信する.