VIOSでは、複数のユーザにより利用されていることを想定しているため、各モジュールファイルの統合は行わず、個別に識別するスタイルを取っています。そのため、以下のような制限が存在します。
なおこれは、あくまでコンパイル時に指定するファイルに対する制限であり、このメインファイルから複数のファイルをインクルードすることに制限はありませんが、VPE-pはインクルードファイルをたどり解析することをしないため、指定ファイル以外ではVPE-pの拡張表現(paralle文など)、変数などを利用することはできません。
また、vs_module構文は次のように定義されます。
vs_module module_name (vios_type value_name,...){
/* 本文 */
}
注意
VIOSでは実行速度の向上を図るために、モジュールの実行開始時点においては引数データの受け渡し(メインプロセスからのデータの分割・転送)が終了していません。引数データが到着しているかどうかの確認はlocal_heighなどをしようすることで随時おこなえます。しかし、次の関数以降の構文では完全にデータがそろっていることが保証されます。