VIOSでは任意のワーキングセットに対する処理を、ここで説明するparallel構文を利用し記述することにより、全ワーキングセットに対する処理を並列に行うプログラミング、および実行スタイルを従来より提供しています。
parallel <Working_Set_Size, ...> (index_variable, ...){ /* 本文 */ } |
parallel_ie <Working_Set_Size, ...> (index_variable, ...){ /* 本文 */ } |
使用例
vs_module sample(iImage data1, iImage data2){
parallel<2,3>(lx,ly){
if((lx == 0) && (ly == 0)){ ...
...
}
...
}
この例では、2次元変数に対するprallel文を利用しています。parallel文内では、モジュールsampleの最初の引数である2次元の整数型、iImage型のVIOS変数data1をベース変数として、parallel文内の並列処理が行われます。また、各次元の識別変数にはlxとlyという名前を利用しています。また、各ワーキングセットの大きさは2×3ピクセルとなっています。