動画像処理環境RaVioli
Introduction
本研究は、多様化するプラットフォームで、高い性能と記述性を実現する動画像処理アプリケーションの開発環境および実行環境を提供することを目的しています。現在は、さまざまな環境での処理速度の向上を目指して動画像処理の自動並列化についても研究を行っています。
リアルタイム処理と自動並列化
計算機上で画像はピクセルの集合であり、さらに動画像は画像(フレーム)の集合です。この動画像をリアルタイムに処理したい場合,全フレームの全ピクセルに処理を適用していては,ほとんどの場合処理が間に合いません。そこで我々は,ピクセル数やフレームレートを自動的に調節して処理を間に合わせてくれるライブラリRaVioliを開発しています。またそれと同時に、直感的に動画像処理が記述できるプログラミング言語も開発しています。
動画像処理の多くは同じ処理の繰り返しで出来ているため、並列処理が有用です。しかし複雑化しつつあるプロセッサアーキテクチャやメモリアーキテクチャを考慮した並列処理向けの動画像処理アプリケーションの開発には深い知識が必要となり開発が容易ではありません。そこでRaVioliの追加機能としてGPUやSIMDを用いた自動並列化についても研究しています。
テーマ
- 疑似リアルタイム処理・自動省電力化を実現する動画像処理環境RaVioli
- 汎用CPU, GPU混載, へテロマルチ等, 様々な環境に対応する適切な自動並列化
- 直感的に動画像処理が記述できるプログラミング言語の開発
- 各パラメータを動的に変更できるハンドリングインタフェース

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